自然を感じながらゆったりと過ごすってとっても贅沢な時間ですよね。
キャンプでそんな時間を過ごすのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
心地いい日差しと風を感じながらコーヒーを飲んで、ふぅ~っと深呼吸する。素敵な時間だと思います。
オープンタープでもそんな優雅な空間は作れますが、開放的で尚且つ入口を閉めればプライベート空間も得ることができ、更にそれが幕を1つ建てるだけで済むなんてすごい良い!と思いませんか?
そんな開放感+プライベート空間を得ることが可能なのがシェルターです。
→どの種類のテントがいいか迷ったら【テントの選び方】の記事を読んでみてくださいね。
シェルターとは
出典:snow peak
ここでいうシェルターはフライシートをペグダウンし2本のメインポールで立ち上げ、サブポールなどを使いながらフライシートの形を自在に変えられるタープの大型版といったものです。就寝用のテントを中にいれるスタイルのことをカンガルースタイルと言ったりします。
大きな居住スペースを確保したい、開放感を味わいたい、状況により形を変えて楽しみたい人向けのテントです。
シェルターのメリット・デメリット
- 開放感が味わえる
- 形を自在に変えられる
- 存在感が大きく目立つ
- 大型なので張るスペースが広く必要。オートサイトでは張れない場合もアリ。
- 大型でポールで立ち上げるタイプなので風の影響を受けやすい。
- ペグダウンと張り網の数が多い
- 形を自在に変えられる分どうしようか迷うかも...
シェルターに求める条件とチェックポイント
シェルターに求める条件は下記の3項目に集約されるかと思います。
家族が余裕を持って過ごせるリビングと寝室のスペースを確保し、生地は雨風に耐えうる素材でなければなりません。またシェルターは大型なので総重量は気になるところです。
3項目を満たすことができるか確認するために製品スペックから抜粋したチェックポイントを下記にまとめました。
サイズ | 本体:幅×奥行き×高さcm(インナーテント:幅×奥行き×高さcm) |
フライシートの生地 | ポリエステルなど |
耐水圧 | フライシートなど |
重量 |
特徴をチェックしていきましょう!
おすすめシェルターの紹介
サイズ | 本体:880×510×210cm(インナーテント:なし) |
フライシートの生地 | 150Dポリエステルオックス |
フライシート耐水圧 | 1800mm |
重量 | 8.9kg |
入口をクローズ時した場合6人用サイズ。
別途ウイングポール×2本の購入が必要。
専用インナーテントがないので、寝室用テントを用意してカンガルースタイルで使用する人も多い。
日差し対策としてインナーシートが標準装備されている。
さまざまな形に変形できるので楽しめる。
サイズ | 本体:680×380×220cm(インナーテント:240×240×200cm) |
フライシートの生地 | ポリエステルリップストップ210T |
フライシート耐水圧 | 2000mm |
重量 | 14.7kg |
4人用サイズ。
インナーテントとキャノピーポール×4本が標準装備。
フライシートにはUV加工と撥水加工がされている。
サイズ | 本体:561×470×226cm(インナーテント:なし) |
フライシートの生地 | 150D PU ポリエステル |
フライシート耐水圧 | - |
重量 | 7kg |
クローズ時には6人が使用できるサイズ。
専用インナーテントがないので、寝室用テントを用意してカンガルースタイルで使用するか、コットを置いて使用する人が多い。
サイズ | 本体:720×360×220cm(インナーテント[別売]:225×225×200) |
フライシートの生地 | コットン混紡生地(VC) |
フライシート耐水圧 | TCやVCはコットンが水を含み膨張し目が詰まり防水性能を発揮します。 |
重量 | 24.875kg |
2~3人用の専用インナーテントあり。(別売り)
コットン混紡生地(VC)と強度を重視しスチールポールを使用していることから、総重量が重くなっている。
フライシートの外側でポールをV字に組み、フライシートを吊り下げる形になるので、テント内にポールが無く、居住空間が広くなる。
サイズ | 本体:700×400×225cm(インナーテント[別売]:300×360×225) |
フライシートの生地 | ポリエステルリップストップ75d |
フライシート耐水圧 | 1800mm |
重量 | 11.4kg |
4~5人用の専用インナーテントあり。(別売り)
サイトレイアウトのバリエーションが豊富。
別売りの二又ポールを使用すると快適な空間が得られる。
シェルターで開放感を味わうならフリーサイトでの使用がおすすめ!
シェルターは大型で更に風の影響を受けやすく張り網が必須であり、張る面積を広く取る必要があります。
そのため決められた面積内で納めなければならないオートサイト・区画サイトより、フリーサイトでの使用がおすすめです。
せっかくなら大きく設営して開放感を味わいたいですよね。
シェルターは日中は開放的に、夜や朝はプライベート空間を作ったり、さまざまな形を楽しめます。
ぜひ、検討してみてくださいね。
では、また。