メインランタンのド定番!初心者だって使いたい!Coleman ワンマントルランタン 286Aを主婦が徹底レビュー!

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昨今のランタンといえば取り扱いが簡単なLEDランタンや、炎の揺らめきを楽しめるテーブルガスランタンなど多種多様になってきています。

ですが、ランタンの定番といえば?

その答えは【Colemanのガソリンランタン】になるのではないでしょうか。

圧倒的な光量からなる存在感は抜群です。

ファミリーキャンプで火気の扱いに不安を持っていた我が家でも、その圧倒的光量と「キャンプ好きたる者ぜひ使ってみたい!」という好奇心でついに手に入れることになりました。

しかし初心者でもガソリンランタンは扱えるのでしょうか?

  • ガソリン使うの怖くない?
  • 使い方難しそう

そんな不安や疑問に答えるべく、初めてガソリンランタンを購入した主婦キャンパーが細かくレビューしていきたいと思います!

ご参考になれば嬉しいです!

JUSTY(A8)

Coleman ワンマントルランタン 286Aの概要

出典:Coleman

明るさ:約200CP/130W相当
●燃料タンク容量:約590cc
●燃焼時間:約7.5~15時間
●本体サイズ:約φ16×31(h)cm
●重量:約1.4kg
●付属品:プラスチックケース
●使用ジェネレー ター:Model 288-5891
●使用グローブ:Model R214C046J

明るさが130W相当とは、どのぐらいの明るさなのでしょう?LED電球の単位であるlm(ルーメン)との比較をしてみましょう。

一般電球タイプ
W(ワット)相当40W相当60W相当100W相当
lm(ルーメン)値400ルーメン以上700ルーメン以上1340ルーメン以上

 

100W相当で1340ルーメン以上の明るさを得られます。LEDランタンの1000ルーメンも相当明るいですから、それ以上の130W相当はかなりの明るさになります。これがガソリンランタンの圧倒的光量です。

ガソリンランタンの仕組み

ポンプノブを押したり引いたりするポンピング作業をすることによって燃料タンク内に空気圧を加えます。燃料タンク内で圧力のかかった燃料が空気と一緒に噴霧状態でジェネレーターを上昇していきます。

バーナーやマントルの燃える熱によって、ジェネレーター内部を通る燃料が気化し、大気中の酸素と混じりあって燃えます。

カラヤキ作業をした後のマントルの性質により燃えると光輝くという仕組みです。

取り扱い手順

用意するもの

まずは上記のものを準備してください。マントルは破損しやすいので常に予備を持っておくことをおすすめします。

  • この器具は屋外専用です。使用中は多量の酸素を消費します。屋内、社内、テントの中、または換気の悪い場所では使用しないでください
  • コールマン純正ホワイトガソリン発火点が低く大変危険です。取り扱いには十分注意し、火気から1m以上離して保管してください。
  • 可燃物、引火物の近くで使用しないでください。
  • 燃料の給油の際は火気のない、換気の良い場所で行ってください。室内、社内、テントの中など換気の悪い場所、火気のそば及びくわえタバコでの作業は絶対しないでください。
  • 使用中もしくは消化後の燃料タンクが熱せられている時は、絶対に燃料キャップを開けないでください。

上記を必ず守って頂き、手順どおりに作業すれば安全に使用できますよ。

ホワイトガソリンを給油する

燃料タンク容量の8割ほどを目安にホワイトガソリンを給油します。

燃料バルブとポンプノブが閉まっているか確認

燃料バルブとポンプノブを止まるまで右に回す。

ホワイトガソリンを燃料タンクに入れる

燃料キャップを外す。(紛失に注意)

ろうとなどを使ってホワイトガソリンを燃料タンクに入れる。

使用するホワイトガソリンはColeman純正のエコクリーンをおすすめします。

タンク容量が約590ccで燃焼時間が約7.5~15時間なので、1Lのエコクリーンで2~3回のキャンプに対応できますよ。

下記のColemanが出している専用のじょうごアタッチメントはタンク容量の8割まで給油できる設計になっているため楽に給油ができますよ。

出典:Amazon

フィルターが入ってて、ごみを除去してくれるじょうご

出典:Amazon

純正ホワイトガソリン缶に直接取り付けれるアタッチメント

ホワイトガソリンを給油出来たら、燃料キャップの閉め忘れに注意してくださいね。

ポンピング

燃料タンク内に空気圧を加える作業をポンピングといいます。

ポンプノブを押したり引いたりすることで燃料タンク内に空気圧を加えます。注意点としては、ポンプノブを引くときに引っ張り過ぎないようにしてください。中のパーツが外れてしまうことがあります。

燃料バルブの確認とポンプノブを引き出す

燃料バルブを右に止まるまで回し閉まっていることを確認する。

ポンプノブを左に2回転させ、引き出す。

ポンピングをする際は、ポンプノブ中央にある穴を親指で押さえながら行う。(空気が漏れるのを防ぐ)

ポンプノブを押したり引いたりを繰り返す

ポンプノブを押したり引いたりを繰り返し、燃料タンク内に空気圧を加える。

40~50回程度ポンピングすると段々固くなってくる。ポンプノブを押し込めなくなるほど固くなったら、ポンプノブ押し込んだ後、右に止まるまで回す。(ポンプノブ中央の穴から親指を離さないように気を付ける)

ポンピングの動作にひっかりを感じたり、感覚が軽すぎて空気が中々入らない場合はポンプノブの先にあるポンプカップが乾燥している場合があります。リュブリカント(ポンプカップ専用特殊オイル)を用意し、ポンプノブ横にある専用穴へ2~3滴注入してください。

マントルを取り付け、カラヤキをする

マントルを取り付けて、バーナーで燃やす作業をカラヤキといいます。

破損するまで繰り返し使うことができますが、カラヤキ後のマントルは非常に脆く壊れやすいので扱いに気を付けてください。破損した場合に備えて常に予備を持っておきましょう。

パーツを取り外す

マントルを取り付けるために、ランタンのパーツを取り外していきます。

パーツは簡単に取り外せますが、破損や紛失をしないように気を付けましょう!

ボールナットを取り外します。

ベンチレーターを取り外します。

ガラスグローブを抜き取ります。

マントルを取り付ける

マントルはあらかじめ指先を入れてふくらませておくとカラヤキ時に壊れにくくなります。

マントルを取り付けたら、余分な紐を切り取っておきましょう。

マントルをカラヤキする

バーナーでマントルの下部から火をつけます。

全体まんべんなく燃やすようにしてください。

カラヤキ後は白くなる

カラヤキ後のマントルは非常にもろく破損しやすいので、触ったり衝撃を与えないようにしてください。

カラヤキ後は取り外したパーツを取り付けてくださいね。

点火

ホワイトガソリンとマントルの準備が出来たら、いよいよランタンを点火しましょう!

①燃料バルブを開ける

燃料バルブを左に回し、ガスの「シュー」という音から燃料が出る「ジッジッ」という音に変わるまで待つ。

②燃料の出る音が変わったら燃料バルブをOFFにする

燃料の出る「ジッジッ」という音に変わったら、燃料バルブをOFFまでもどす。

約10秒間おいて生ガスを逃がす。

③追いポンピング

マントルの破損に気を付けながら、十分に追いポンピングしてください。

ポンピングを終えるときは、ポンプノブを押し込んだ状態で止まるまで右に回してください。

④バーナーで火入れ後、燃料バルブを[HIGH]まで開けて点火

下からバーナーの先端ををマントルの近くまで持っていき、火をつけます。

バーナーの火入れ後、燃料バルブを[HIGH]まで開き点火します。

点火直後は炎上することが多いです!すばやくバーナーをランタンから離してください。

しばらくすると落ち着くので大丈夫です。

※中々炎上が止まらない場合は燃料バルブをOFFにして消火した後、再度手順を見直して点火作業を行ってみてください。

⑤点火直後に追いポンピング

光量の安定と長持ちさせるために更に追いポンピングします。

点火している状態でポンピング作業をするので、火傷しないように十分注意しながら行ってください。

ポンピングを終えるときは、ポンプノブを押し込んだ状態で止まるまで右に回してください。

⑥光量を調節して完成

好みの明るさに燃料バルブで調整してください。

とても明るいランタンを点けることができました!

時間が経って少し光量が落ちてきたり、チカチカと不安定になった場合は、追いポンピングをして安定させましょう。

⑦消火

消火する際は燃料バルブをOFFのところまでもどし、バルブを閉めて消火となります。

良かった点

  • 圧倒的光量でキャンプサイトが明るくなる
  • 暖色系の光なので光量が大きくても強い刺激がなく癒される
  • 強い光量なので虫を集めることができ、テントから少し離して設置することで虫を遠ざけることが出来る
  • メンテナンスしながら永く使うことが出来る
  • ガソリンランタンを扱うことでもっとキャンプが楽しくなる

悪かった点

  • 点火作業の手順が多い、また時間が経つと追いポンピングをするなど手間がかかる
  • ガラスグローブやカラヤキ後のマントルは破損しやすいため、取り扱いに注意が必要。
  • ホワイトガソリンを使用するので、ランタンからの延焼や火傷などの怪我に気を付ける必要がある。

豊富なラインナップ

[コールマン]ガソリンランタンのラインナップを表にまとめてみました。

実は今回ご紹介したワンマントル286Aは一番光量が低いタイプです。さらに圧倒的光量を発するランタンが存在するんですね!

そして2022年度新商品として全タイプリニューアルされました!燃料バルブやデザインが新しく変わっております!

\詳細が気になる方はAmazonまたは楽天市場のバナーをタップして確認してみてください/

ワンマントルランタン

(286A)

2022年新作

ワンマントルランタン

(グリーン)

ワンマントルランタン

(レッド)

パワーハウス(R)

ツーマントルランタン

ノーススター(R)

チューブマントルランタン

130W相当130W相当130W相当190W相当230W相当
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総評

作業手順・取り扱う上での注意事項を守れば、初心者でも使用することが出来ます!

点火する際は炎上することが多いので、慌てずに炎が落ち着くまで待ってくださいね。ランタンを覗き込みながらの点火はやめましょう!

ガソリンランタンは、注意しながら扱わないといけないし、作業も手間が掛かります。

ですが、ガソリンランタンは暗いキャンプサイトをその光量でとても明るく華やかにしてくれます。さらには手間を掛けると愛着が湧いてしまうものです。

ガソリンランタンを購入して良かったです。

その圧倒的光量と暖色系の癒されるガソリンランタンでしか味わえない光をこの機会に楽しんでみてはいかがでしょうか。

キャンプが更に楽しくなりますよ!

この記事がご参考になれば嬉しいです。

では、また。

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